2021-04-01から1日間の記事一覧
「スマート珈琲店」は寺町三条の商店街の中にあって二階の洋食レストランもよいけれど、まず行くべきは一階の喫茶だ。一階の入口レジ近くにデカいコーヒー豆焙煎機があったりして、老舗(しにせ)喫茶な雰囲気が抜群である。京大北門前の「進々堂」に、いつ…
百万遍交差点の東、京大北門前にある「進々堂」には、京大近くには古書店がたくさんあって古書店にて本漁(あさ)りの古書調達の帰りによく寄っていた。何しろ貧しくて金がないから(笑)、京大前の「吉岡書店」で安い岩波新書の古書ばかりを狙って何冊か購入…
「六曜社」は、三条河原町の少し下ったところにあって場所が便利なのでよく行っていた。買い物途中の休憩がてら、はたまた買い物帰りの一服に。まだ昔は三条河原町の朝日会館に私が大・大・大好きな「朝日シネマ」があって、六曜社は比較的夜遅くまで開いて…
京都というのは感じのよい老舗(しにせ)の喫茶が特に多い。「小川珈琲」や「珈琲屋あさぬま」や「からふね屋珈琲」など。そうした数ある老舗の中で、かつて京都に住んでいたとき個人的によく行っていたのは「イノダコーヒー」だ。 イノダといえば京都市内に…
京都には必ず一度は行くべき、行っておいて損はない老舗(しにせ)な良い喫茶店が多い。しかし、そういった歴史ある「老舗な優良喫茶」が数多くある京都という激戦都市の激戦区で、どの店にも同じくらい頻繁に足繁く何度も通うことはできないわけで。地理的…
「モッズ」=労働者階級の若者たちだから基本、金がなくて大変である。そんな中でレコードを買ってモッズスーツもオーダーしてスクーターもオイル交換とかやり日々色々と入り用なので、例えば音楽マニアのように服装に無頓着でひたすらレコードやCDだけ買い…
「スーツは男の戦闘服」といったところで、前回に続き「モッズスーツのこと」など。 学生時代に「スカパラ」(東京スカパラダイスオーケストラ)の人たちのスーツ姿を見て、「やっぱ大人の男はスーツだな」と勝手に思って(笑)、なんやかんやで結構スーツには…
「スーツは男の戦闘服」といったところで、以下2回に渡り「モッズスーツのこと」など。実は私はスーツが大好きで、だいたい50着くらいは持ってる。正装以外でのプライベートの遊びの時もスーツで出かけるくらいだから(笑)。よく人から「スーツ着用でファッ…
「モッズ」とは、1950年代後半から60年代のイギリスの労働者階級の若者の生活形態、ライフスタイル全般をさす。代々家庭は労働者階級であり、就業仕事は誰にでも出来る単純作業のルーティン・ワークで所得は低いし、学歴もあまり高くない。心情的には王室と…
今回から始まる新たな特集「モッズな生活」。まずはモッズの定義から。すなわち「モッズとは何か」。私は、どうしても概念定義の初歩の形式の型から入りたくなる。そういえば昔に植草甚一が「ヒップとは何か、スクエアとは何か」の厳密な定義をいちいち律儀…